道三まつりにて手古舞を披露

岐阜道三まつりにて「手古舞」行列を披露

響く錫杖の音「手古舞」を練る

去る4月5日、道三まつりの行列に加わり、伝統の「手古舞」を披露しました。
手古舞は、江戸時代中期からの歴史があり、芸者が男性風の装いで、祭りの練り行列を先導します。
道三まつりをでの披露を望む皆様からのお言葉をいただき、芸妓20人がみこしパレードの伊奈波神社、金神社、橿森神社の三社御神幸行列の先導役を務めました。
芸妓たちは、桜があしらわれた赤と黒の着物に「たっつけ」と呼ばれるはかま、背中に花笠を着けた装束に、それぞれの名前が書かれたちょうちんと錫杖を持ち、ゆったりとした足取りで行進し、男衆の木やり歌とともに、錫状をシャンシャンと響かせました。
にぎやかなみこし行列も、手古舞の一群だけは、厳粛な雰囲気に包まれました。